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Mariko Yamaguchi 個展「Three Letters」2024.9/4〜9/23 @世田谷区三軒茶屋 Cat'sMeowBooks (キャッツミャウブックス)



Mariko Yamaguchi 個展

「Three Letters」

2024.9/4(wed)-9/23(mon)


約2年ぶりの個展です。

人生や猫生の岐路にある様々な地点を”スリーレターコード”に準えてタイトルのイメージにしました。

植物の名前をもつ3文字の猫たちをモデルに、改めて「猫」を見つめて描いた作品を発表します。



場所:

世田谷区三軒茶屋

東京都世田谷区若林1-6-15

Open 11:00〜19:00

Close 9/9(mon)・9/10(tue)・9/17(tue)・9/18(wed)



在廊予定:

9/4(wed・初日)

9/11(wed) 15:00-17:00 9/15(sun) 14:00-17:00


最新の情報はSNSと連動して、随時更新いたします。


ぜひ、足をお運びください。

よろしくお願いいたします。


 


【猫店員さんたちへの配慮のお願い】

私からのお願いになります。


お店には「猫店員」である猫たちがいらっしゃいます。


そのため、強い香水などは避けていただけると幸いです。

また、同様の理由からお花の贈り物も店内に飾ることが難しいため避けていただければ幸いです。

お店では手のアルコール消毒にもご協力ください。


一番お願いしたいのは、猫さんたちを触りいくなど、

通常業務を妨げることは避けていただきたいことです。


キャッツさんは「本と保護猫への恩返しの場」としての取り組みをされています。

「猫カフェではありません」ので、何卒ご理解ください。



【店内のエリアと靴の脱ぎ履きについて】

店内は2つのエリアにわかれています。

どちらのエリアにも展示作品がありますが、猫店員さんのいる奥のエリアに入るには

一度靴を脱いでいただきまして、お店のスリッパを履いていただきます。


脱いだり履いたりするのに楽な靴の方がスムーズかもしれません。



【自転車・バイクなど】

お店の前への駐輪をお願いしております。

住宅地のため、近隣の住宅前に停めるなどはせずに必ずお店の前にお願いいたします。



 

【展示にあたり】

今回の個展はこのような解説文を添えました。


"人生や猫生の岐路にある様々な地点を”スリーレターコードに準えてタイトルのイメージにしました。"


お越しくださる皆様にお伝えしたい大事なことがひとつありまして

それはこの本屋さんは「猫カフェではありません」ということです。

店内にいる3匹の猫店員さんたちは、もともとは保護猫さん。


これを説明するために、キャッツミャウさんの取り組みについて少しお話させてください。


キャッツミャウブックスさんの特徴

キャッツミャウブックスさんは猫が必ずどこかに出てくる本だけを置いている猫本専門店。

そして売上の10%を猫の保護活動に寄付し、猫と本屋が助け合う関係を築いておられます。


もしご興味を持たれた方がいらしたら

詳しく書いてあるこちらの本を読んでみてください。



また、2019年の記事ですが、こちらもわかりやすい記事かと思います。


この3匹の猫店員さんたちは、ご縁があって今この場所にいます。


かわいいね。と思うのはもちろんのことですが

私はこの子たちの命が繋がって、こうやって店員としてこのお店でのんびり眠っている姿を見るたびに

ほっとして、よかったね。と思う気持ちと

命の危険にさらしてしまった人間としての罪悪感とを感じずにはいられません。


キャッツさんにいる猫店員さんたちにも

それぞれにストーリーがあり、それを今回、人生ならぬ「猫生」と呼びました。


彼女たちがここにいるということを

ぜひお店で感じて、考えていただければ幸いです。



 

「命を描く」ということ


今回の展示で私が大切にしたものは、しっかり観察して描くこと。


「らしさ」を深掘りすることでした。


猫らしさ、本らしさ。


描きはじめて6〜7年の歳月が流れる中で、いつの間にか描ける範囲でストップをかけてしまっているんじゃないか

という不安がありました。


一度、観るという原点に立ち返ることで、より猫や本を見つめることで

自分の中で「描く」ということを今一度考えられたらと思って描いたのが今回の作品たちです。


本というモチーフがもつ面白さ。

パラパラとページがめくれる、本棚からドスっと落ちていく、積み上がる本たち。


猫ならではのしなやかさ。

目や耳からにじみでる感情や表情。


何度かお店に伺って猫店員さんたちと触れ合うたびに

自然と「あぁ、自分はこの子たちの命を描いているんだな」という気持ちになりました。


猫と暮らしたことがない自分ですが

私が感じる猫の美しさ、そして感謝の気持ち。


そういうものが描くことができていれば嬉しいです。




山口 真理子

 












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