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月曜日に買った「月曜日は水玉の犬」

雨の日。

朝から16時半までの打ち合わせが終わり

少しほっとする間、読書をすることにしたのです。


よみはじめたのは

恩田陸さんのエッセイ「月曜日は水玉の犬」


心の余裕がなくなって読書離れした会社員時代から

枯渇していた読書欲を満たし、また本の世界へと連れ戻してくれた

きっかけのひとつが、恩田先生のミステリー小説でした。



「なんと、これは小説ではなく、エッセイとな。」

書店ですぐに手にとりました。


読み始めると、エッセイのはずなのに、

情景がうかんで、なんだか物語を読んでいるような感覚に。


第1章「こんな夢を見ている」は恩田先生の夢日記から抜粋された夢の数々が紹介されているのですが

まるでショートショートミステリー小説のよう!



みなさんは、どんな夢を見ますか?


夢なんて覚えていないよ、という方や

いつも似ていて、日常の延長みたいな夢なんだよ、

いやいや、もうぶっとんだ夢だから。

色んなかたがいらっしゃると思うんですが。



私が最近見て嬉しかったのは、

大好きなBTSのメンバーが出てきた夢でしょうか。笑


とにかく何をするにも自分を励ましてくれるJ-HOPEさんに

感動したのが1回め。


老若男女問わず、とっても好かれていて信頼のあつい

街中に愛される、好青年グクさんをひたすらニコニコ見つめるのが2回め。


ただ、これはかなりラッキードリームで

普段見る夢、特にこわい夢は、昔からいつも舞台が一緒だったり、

シチュエーションが似ていることが多いんです。


特に多いのは暗い学校ですね。

大人になっているのに、なぜかいつも卒業した小学校が舞台になっていて

そこでは「何か」というか、妖怪から逃げていることが多いんです。

(もうすでにこわいでしょう?)


これはおそらく、自分が通っていた小学校が、あるホラー映画の舞台に使われた印象が強いせいかもしれません。

当時は本当に嬉しくて、誇らしくて、ドキドキしながら劇場に母校が映る姿を、見に行ったんです。

ホラー映画が苦手なのに。


上映時間は一瞬うつった母校を見た時が最高で、あとは悲惨でした。


そんなわけで、いまだにそういった類が苦手な私ですが、

夢から覚めた時には全力で息切れしているなんてことも。


夢は記憶の整理なんて言いますが、何を整理しているんでしょうね?



話がそれましたが、

「本」は、一種のマインドフルネスのような時間なわけです。



さてさて。

17時の街のチャイムが聞こえてきましたので

お仕事に戻りますね。




では、また。



やまぐちまりこ





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